産まれた赤ちゃんとの対面を果たす。
自力でおっぱいを飲むことができず
泣き声もあげない赤ちゃんだったが
未希の指を握りしめてくれた・・・・。
未希は 赤ちゃんの名前を 「そら」と決める。
青い空の「そら」。
一方、借金に追われているはずの桐野静香から
出産祝いをもらった未希の母、加奈子だったが
何か胸騒ぎがして桐野の自宅へ行ってみると
自殺をはかった静香と 呆然としている智史がいた。
すぐに救急車で搬送された静香は 命は助かるが
自分が死んだ保険金がなければ 借金は返せないし
智史の大学までの学費もだせない、と 加奈子に話す。
加奈子が 未希が入院している病院に戻ると
そらちゃんの側から 離れようとしない 未希がいた。
自分の体も休めて 回復させなければいけないと
看護師や加奈子に言われるが
自分がそらちゃんの側を離れると
死んでしまいそうな気がする、と
そらちゃんの側から離れようとしない。
そらちゃんは まだ 自力でおっぱいを飲むことができず
未希が 泣き声を聞いたこともなかった・・・。
未希が退院する日がきた。
そらちゃんの退院は まだ先になる。
退院前 未希がそらちゃんに面会しているとき
そらちゃんの呼吸が止まり 一時は危ない状態になる。
が 土田医師の懸命の処置で そらちゃんはまた安定した状態になる。
1ヶ月後 ついに そらちゃんも 体重が2500グラムを超え
退院出来る日がきた。
母・加奈子とそらちゃんを迎えに病院へ行くと
桐ちゃんも 病院に来ていた。
高校へは行かず 働いて 少しでも赤ちゃんのために
お金を送りたいと話す 智史。
未希と智史は2人で話をし 2年後 智史が18才になったら
結婚したいと 未希と智史の親に話をする。
両方の親は それがどんなに厳しいことか、
出産は認めたが 結婚は認めていないと 難色を示す。
退院した そらちゃんは 未希の家で生活を始める。
桐野智史は 高校へは行かず 働いている。
桐野静香は 保険のセールスの仕事を始めた。
雑誌記者の 波多野は 加奈子の勤めていたファミレスで
記事を書いている・・・・・。
未希とそらちゃん 未希の両親、弟の
5人で そらちゃんが退院した日に
家の前で 写真を撮った
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